電子マネー

ここに来て、感心したのは、はてなポイントっだったりする。
プリペード・カード、クレジットカードのポイントなどポイントで物を買ったりは出きるけど、現金化できるものは少ない。

カードのポイントには使用期間があったりして、ポイントそのものが溜めにくかったします。

はてなポイントは現金化できるので凄い。

電子マネーが振るわないのも、マネーと言いつつ、銀行のお金から何か別の物に置き換わるような雰囲気があるからに違いない。
便利と言いつつ、すべての人が認めている訳ではない。機械がないところでは使えないから、現金を持っている方が良い。

クレジットカードのように、口座にお金がなくても支払いできるほどの威力がない。

駄洒落ていうとマネているだけのような……


電子マネーになって嬉しいのは、実際には銀行や国家といえるかも知れない。
お金を数えなくてよい。偽札が入る余地がないので良い。通貨量を流れとしても把握できる。物質的な物がないので管理が容易。クロスチェックで銀行相互の監督が容易になる。
株式は早々に電子化してしまった。一番嬉しいのは証券会社だろう。発行する会社も株式の発行だの裏書だのがなくなって嬉しかったのだろう。国家は所得税の脱税が減るから嬉しいだろう。
……個人としては、証券会社に預けておく選択肢しかないのは、怖い。
山一のように証券会社でも潰れるときがある。


このように、電子化により会社の方が有利になるのであれば、もっと利率を上げても良いはず。カードのIC化や、カードが財布になること、ネット販売の送金が暗号化されるのが本質ではない。電子マネーが利用されるにはもっと、現金と密接にならないといけない。そうであれば、カードが財布になるのではなく、銀行が財布にならなければいけない。つまり、日々出入りする流動性の高いものを取り込む事。時間に対して利息が付くとすれば利用者は嬉しいということになる。電子の情報なので決算即入金となる。


銀行が銀行たるのは、預金者の資産を保障するからに他ならない。
中世より、手形が流用したのは両替商がお金の受け渡しを保証し仲介したからだ。

電子化すると凄いのは、1円単位(もしくはそれ以下)で番号付けされ、銀行から引き落とすことも可能となる。
カードから番号付けされた電子の1円札が、引き出されているように見えて、実際には瞬時に銀行に繋がり、支払い者の保証を行う。カードの支払い者の電子札と銀行の控えの番号のそれは同じであろうから、偽札が入り難くなる。
 スキミングというカードを無断で読み取られた場合は、やはり無力だが。
しかし、電子札を常時入れ替えていくということで、犯罪を調査することはできるかも知れない。
無断でカードの電子札を抜き取っていたら、残額の不一致、電子札の不一致が発生するからだ。

抜き取られた電子札は、使われれば、銀行間のネットを追跡してどこで使われたか突き止めることができるかも知れない。

 これは例えば、口座番号が、分からないとしても、まさに1円単位で電子1円札と銀行間で所在が確認でき、銀行の帳簿と合わなければこの利用者は「疑わしい」となる。ここで口座番号も確認できれば、3重の検証が可能となる。
 さらに、中央銀行はこれらの銀行間のお金の流れを監視できるようになるので、事業申請に虚偽がないか、BIS規制を守っているかなどの確認の一助になる。

 もっとも、このようにネットワークでの利用が広まると、サービス拒否攻撃(DoS攻撃)など、サイバーテロの標的としての国家レベルのシステムがまたひとつ出来上がることになる。