物々交換

物と物の交換だと、純粋に相手の物が自分の持っているものと
交換してもいいか? というのが、関心になります。

例えば、山に住んでいる人がイノシシの肉を持っている。
これを、海に住んでいる人の魚と交換したいというときです。

極端な話、魚を捕る苦労だとか、猪を狩る労力は関係なくなるという考えができます。

ようは、物の価値のみが関心であって、鮮度がいいよいとか美味しそうとかが重要となります。

もっとも、栄養としての価値以外に、珍しいか、捕れ易いかという視点では、価値を人々が見出し有利に交換しようとするでしょう。
またこの付加価値に、さらに余分な苦労(労働)や、コツ(技能や知識)などが入る余地があります。